M&A住友商事のコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)である住商ベンチャー・パートナーズ(東京都渋谷区)は19日、サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」を提供するResilire(レジリア、港区)のシリーズB 1stクローズに出資したと発表した。出資額は公表していない。
Resilireは、企業のサプライチェーン情報をクラウド上で統合・可視化し、自然災害や地政学リスク、品質問題などが発生した際に影響範囲を把握できるサービスを提供する。従来Excel(エクセル)や個別システムで管理されてきた取引先や供給網の情報を一元化し、リスク発生時の意思決定や安定供給体制の構築を支援する。医薬、化学、自動車などの製造業で導入実績を持つ。
同社は今後、蓄積したサプライチェーンデータを基盤に、AI(人工知能)を活用したリスク分析や業務支援機能を拡充するほか、AIエージェントやコンサルティングサービスの展開も計画する。
住商ベンチャー・パートナーズは今回の出資を機に、住友商事グループが持つ産業知見や海外ネットワークを活用し、Resilireの事業拡大を支援する。自然災害や地政学リスク、規制強化を背景に企業の供給網管理が経営課題となるなか、サプライチェーン可視化とリスク分析を組み合わせたサービスの事業拡大につなげる。
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