2011年3月期 | 2010年3月期 | 前期比 | |
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売上高 | 49,386 | 48,661 | 1.5%増 |
営業利益 | 1,259 | 1,353 | 6.9%減 |
経常利益 | 1,275 | 1,374 | 7.2.%減 |
当期純利益 | 649 | 949 | 31.6%減 |
財務・人事売上高は期後半で荷動きが足踏み状態となり、期末に東日本大震災の影響はあったものの、国内一般貨物輸送や国際貨物輸送を中心に全体として緩やかな回復傾向にあり、前期に比べて1.5%増加した。車両の稼働率向上や固定費の削減に努めたが、国際航空・海上運賃の上昇などのコスト増により経常利益は7.2%の減益となった。純利益は、大震災による災害損失や投資有価証券評価損などの特別損失の発生、法人税など調整額が増加したことから、31.6%減益。
震災により、同社グループでは丸運液体輸送東北の従業員1人が亡くなったほか、東北、関東地方の一部拠点で敷地内や建物・設備の損傷、浸水、保管貨物の荷崩れ、営業車両の損傷などの被害が発生した。現在は事業を再開している。このため、12年3月期の業績見通しは「現時点では大震災の影響を見極めている」として、開示していない。