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米ウォルマート、中国EC拡大へJD.comとの提携強化

EC米国ウォルマートは20日(現地時間)、中国で運営するECサイト「1号店」を中国2位のECモール運営会社「JD.com」へ売却するとともに、同社の株式5%を取得すると発表した。

同時にウォルマートの会員制スーパー「サムズクラブ」の中国法人がJD.comに出店。ウォルマートはJD.comとの提携関係を強化し、中国でJD.comが運用する物流網に商品を乗せて事業拡大を図る。

JD.comにとっては、ウォルマートの中国EC事業を自社のネットワークに取り込むことで、EC首位のアリババに対抗する考え。JD.comの利用者はウォルマートとサムズクラブの輸入品を購入しやすくなる。

JD.comは中国で6億人の消費者をカバーする倉庫・配送網を展開し、翌日・同日配送サービスを提供している。