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新潟県、新潟・直江津港の貨物量増加へ支援策拡大

行政・団体新潟県は8日、新潟港と直江津港の外貿コンテナ貨物取扱実績が2年連続で過去最高となったことを受け、さらなる貨物量増加に向けて取り組みを強化すると発表した。

 

荷主開拓に積極的に取り組む陸運・海運業者への支援と初めて県内港を利用した県外荷主への支援を新規施策として実施するとともに、輸出貨物増加に向けた荷主支援の内容を拡充する。

 

具体的には、大口荷主を新たに開拓する陸運と海運業者の協同した取り組みに対する支援は、貨物増加量と助成効率に着目し、施策効果の高い案件から順に採択するオークション形式の助成制度とする。

 

輸出貨物増加に向けた荷主支援としては、他港から県内港へシフトするなど、輸出貨物の増加を図る大口荷主を対象に支援制度を拡充するもの。

 

また、県外荷主に対しては、対岸諸国向けの貨物獲得を目的とした背後圏の拡大を目指し、初めて県内港を利用した県外荷主に対する支援制度を新設する。