話題
EV-neoは、2009年の第41回東京モーターショーでコンセプトモデルを初公開したスクータータイプの電動二輪車で、原付一種(第一種原動機付自転車)カテゴリーに分類され、配達業務などを行う企業や個人事業主向けに開発中のモデル。
「静か」「きれい」をキーワードに、リチウムイオン電池とブラシレスモーターを採用することで、走行時にCO2を一切排出しない高い環境性能を実現。低回転からトルクのあるモーターの特性により、荷物積載時にも力強い発進性能を実現するなど、現在市販されているガソリンエンジンの原付一種同などの実用性を備えている。
さらに、シート下のスペースに収納可能な普通充電器や、短時間での充電を可能にする急速充電器、二輪車の使い勝手を考慮した小型の充電コネクターなどを専用開発し、EVの充電操作を容易にした。
■EV-neo試作車の主要諸元
全長×全幅×全高:1820×693×1066(ミリメートル)
航続走行距離:30キロメートル以上(30キロメートル/h定地走行時)
バッテリー形式・メーカー:リチウムイオン電池・東芝製
普通充電器使用時:約4時間で100%充電(100V電源)
急速充電器使用時:20分で約80%充電(200V電源)、約30分で100%充電
■問い合わせ先
「顧客相談センター」
TEL:0120-086819