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全国5ターミナルにCNP認証、博多港が最高評価

認証・表彰国土交通省港湾局は25日、コンテナターミナルの脱炭素化の取り組みを評価する「CNP認証(コンテナターミナル)」を初めて実施し、博多港や川崎港など全国5ターミナルを認証したと発表した。ターミナル間の取り組みを客観的に可視化し、荷主や船社による施設選択やポートセールスでの活用を促す狙いがある。

CNP認証は、カーボンニュートラルポート形成の一環としてことし6月に導入された制度で、取り組み状況をレベル1から5まで段階的に評価する。港湾脱炭素化計画の策定や、省エネ型荷役機器、LED照明の導入、再生可能エネルギーの利用などが評価対象となる。

今回の認証では、博多港アイランドシティコンテナターミナルが最高評価のレベル5+を獲得。全ガントリークレーンやトランスファークレーンの低・脱炭素型機器導入、LED照明100%化、入港インセンティブの実施などが評価された。川崎港コンテナターミナルはレベル4+、名古屋港鍋田ふ頭コンテナターミナルはレベル3++、大阪港南港C-1/4はレベル2+、高松港コンテナターミナルはレベル1に認定された。

国交省は、認証の普及によりターミナル間の競争を促し、港湾の環境性能向上を後押しする考え。今後は所轄地方整備局で認証書交付式を行い、認証ターミナルの情報を専用ポータルサイトで公開する。

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