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トナミ首都圏物流、物効法認定受け海老名市に新拠点

拠点・施設トナミ首都圏物流(神奈川県海老名市)は、物流総合効率化法に基づく総合効率化計画の認定を受け、神奈川県海老名市に6081平方メートルの物流施設を建設する。

同社では現在、荷主の住宅建設資材と別の荷主のプラスチック原料を寒川倉庫、海老名センター、東名支店で一時預かりし、その後再びそれぞれの荷主のセンターに戻して加工を行った後、再出荷を行っているが、この流れが非効率だとして荷主からも再出荷に伴う手間を省くなどの効率化を求められていた。

そこで拠点の集約を行い、入庫から保管、流通加工、配送までの一貫輸送体制を実施することにより、東名高速道路厚木ICから3キロの地点に新たな物流施設「海老名センター」(仮称)を整備することにしたもの。

この取り組みによるCO2の削減量は24トンを見込んでおり、現行に比べて58%減らすこととなる。計画は2013年11月13日に申請し、同年12月27日付で認定を受けた。

トナミ首都圏物流は、トナミホールディングスの100%子会社で10年4月に湘南トナミ運輸と神奈川トナミ運輸が合併して設立された。

■認定された総合効率化計画のフロー
(出所:関東運輸局、図中の「当社」はトナミ首都圏物流を示す)
<現行>

<新センター稼働後>