行政・団体国土交通省は27日、神戸港で、共同デポを活用してゲートオープン時間を24時間化するモデル事業を31日から開始すると発表した。
国交省では、「コンテナ物流の総合的集中改革プログラム」の一環として、東京港、横浜港、名古屋港、四日市港、神戸港、大阪港の6港26ターミナルで、ゲートのオープン時間を午後8時まで拡大するモデル事業を実施しているが、事業化を前提とした24時間化は初の試みとなる。
これにより、神戸港すべてのコンテナターミナルの輸出入貨物を24時間取扱うことが可能となる。モデル事業は、ターミナルがモデル事業終了後の2012年4月以降もゲートオープン時間の拡大を継続できることを目的としていることから、利用には受益者負担のため利用料金が必要となる。