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日本電産リード、中国の子会社を再編

産業・一般日本電産リードは7日、2011年7月1日付で連結子会社の日電産理徳(上海)国際貿易有限公司と日本電産理徳機器装置(浙江)有限公司の中国現地法人2社を合併すると発表した。

 

同社は、半導体パッケージ基板やプリント基板向けの検査装置、検査治具の開発・製造・販売を主力事業としているが、情報通信機器に搭載される電子部品が東アジアや東南アジアで多く生産されていることから、検査装置や検査治具の販売でも海外向けの比重が高まっている。

 

日本電産リードでは、中国に設立した現地法人2社体制で中国の検査装置や検査治具の製造と販売・メンテナンス業務を運営していたが、中国生産の増強と販売強化に取り組むため、子会社2社を合併し、製販一体の効率運営を行う狙い。

 

合併は日本電産理徳機器装置(浙江)有限公司を存続会社とし、日電産理徳(上海)国際貿易有限公司を消滅会社とするが、合併後も存続会社の分公司として組織・機能は継続する。