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古河スカイ、タイのコイルセンター事業継続へ

拠点・施設古河スカイは7日、昨年発生した大規模洪水で大きな被害を受けたタイ子会社の「古河スカイ・アルミニウム(タイランド)」が、同国東部ラヨン県のアマタシティ工業団地に建設するアルミニウム板圧延工場に機械設備を移設し、コイルセンター事業を継続すると発表した。

 

ラヨン県アマタシティは洪水のリスクがなく、コイルセンター事業をアルミニウム板圧延工場施設内へ移設することにより、物流コストの低減・リードタイムの短縮などによる最適な生産体制とサプライチェーンの確立ができ、顧客サービスの向上につながると判断した。2014年初めの生産再開を目指す。

 

復旧までの間、古河スカイと同社グループ会社が代替生産を行い、供給責任を果たすとしている。新設するアルミニウム板圧延工場敷地面積が35万平方メートルで、3月に着工する計画。