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JR貨物、日中間シー&レールサービスに新ルート開設

ロジスティクス日本貨物鉄道(JR貨物)は、下関港(山口県下関市)-太倉港(中国・江蘇省蘇州太倉市)を結ぶ航路に就航している「上海下関フェリー」と接続した、JR12フィートコンテナの国際複合一貫輸送「シー&レールサービス・蘇州ルート」の提供を開始する。輸出は29日下関港出港便から、輸入は9月7日太倉港出港便からそれぞれスタートする。

 

新サービスを利用すると、例えば東京貨物ターミナル駅から太倉港まで、4日間で輸送する。JR貨物では、新ルート開設に際してシー&レールサービス受付窓口を新設。既に実績がある上海ルート、青島ルートに加え、中国との航路接続ルートが増強されることから、輸出入貨物の鉄道利用増加を期待している。

 

下関駅からJR貨物を利用し、鉄道輸送距離が500キロメートル以上となる新規貨物については、下関市の「モーダルシフト利用促進補助制度」の適用を受けることができる。

 

■太倉市の位置

[googlemap lat=”31.449787″ lng=”121.108912″ align=”undefined” width=”440px” height=”240px” zoom=”4″ type=”G_NORMAL_MAP”]江蘇省 蘇州 太倉市[/googlemap]