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【4-9月期】住友倉庫、国際・港湾収入が堅調

2012年3月期連結(単位:百万円)
 2012年3月期2Q2011年3月期2Q増減率
売上高68,30365,0595.0%
営業利益5,0894,9333.1%
経常利益5,5635,4801.5%
当期純利益3,0843,288-6.2%

ロジスティクス 

不動産事業で減収となったものの、物流事業は国際輸送や港湾運送を中心に貨物の取扱いが増加、全体で5%の増収となった。増収効果のほか、減価償却費の減少もあり、営業利益は3.1%増益、経常利益は、受取配当金の増加などがあったものの、持分法による投資利益が減少し、1.5%の増益にとどまった。四半期純利益は、特別損失として不動産事業用物件の設備更新工事に伴う固定資産除却損などを計上したことから、6.2%の減益となった。

 

物流事業は、倉庫収入が貨物保管残高、入出庫の取扱いとも堅調に推移して2.1%増となり、港湾運送収入もコンテナ荷捌きが中国などアジア航路で取扱いが増加し、一般荷捌きも輸入貨物の取扱いが回復したことから、7.5%の増収となった。

 

国際輸送収入は、海外子会社が概ね順調であったほか、航空貨物の取扱いが拡大し、一貫輸送も堅調に推移、8.5%の増収となった。陸上運送ほかの収入は、連結子会社でトラック輸送の取扱いが増加し、5.2%増収。これらの結果、物流事業全体の売上高は636億7500万円(6%増)、営業利益は42億2300万円(10.2%増)となった。