
▲STONE-SHEET製商品包装袋(出所:スクロール)
環境・CSRダイレクトマーケティングソリューションのスクロール(静岡県浜松市)は27日、プラスチック使用量を50%未満に抑えた環境配慮素材「STONE-SHEET(ストーン・シート)」製の商品包装袋への切り替えを開始すると発表した。この素材は炭酸カルシウムを配合したプラスチックの代替品で、現行の包装袋から切り替えることで、プラスチック使用量を大幅に削減できる。
同社は、2030年度までに包装資材のプラスチック使用量を2021年度比で65%削減することを目指している。
同社は21年度におよそ380万トンのプラスチック製包装資材を使用しており、その大半が商品の配送に使用されている。今回の切り替えにより、さらなる環境負荷の低減を図ることが期待されている。「STONE-SHEET」製包装袋は、自治体の指定がない場合、可燃ごみとして処理できるため、家庭内のプラスチックごみの削減にも寄与する。
同社はこれまでに紙袋やバイオマス含有袋の利用を推進しており、2023年度までに26%のプラスチック使用量削減を達成している。今回の「STONE-SHEET」製包装袋の導入により、さらに目標に近づくことが見込まれている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com