東京都競馬の倉庫賃貸事業、大型施設と競合し減益

ロジスティクス東京都競馬が30日に発表した1-6月期連結決算のうち、倉庫賃貸事業は事業者間競争の影響で賃貸料の減額があり、減収減益となった。

3月に勝島地区2号倉庫の外壁塗装を実施するなど、施設の環境整備と維持管理に注力し、2013年7月に取得したマルチテナント型倉庫の「勝島第2地区ABC棟・一般棟」で営業活動を強化した。

しかし、勝島・平和島地区の大型倉庫で物流合理化を目的とした拠点再編が進み、周辺地域で大型物流施設の新規供給、建替えが相次いだことから、競合他社との競争が影響し、賃料が減少、減益要因となった。

［東京都競馬の倉庫賃貸事業］2015年12月期第2四半期連結決算（単位：百万円）