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日本人乗組員10人救助

NSU内航海運の貨物船、能登半島沖で火災

2019年8月29日 (木)

事件・事故NSユナイテッド海運は29日、能登半島・輪島の東北東およそ20キロ沖で傘下のNSユナイテッド内航海運が用船・運航する貨物船「江和丸」(総トン数2473トン)の機関室で火災が発生したと発表した。

火災は28日未明(4時30分頃)に発生。船長は乗組員全員の退避を決定し、海上保安庁のヘリコプターで全員が救助された。江和丸は海上保安庁の巡視艇で曳航されている。

火災発生時には貨物を積載しておらず、「現時点で海上への燃料油の流出は確認されていない」という。NSユナイテッド内航海運は現在、船主、海保庁、関係者と連携しながら事故対応にあたっている。

江和丸は1992年竣工の一般貨物船で、日本人10人が乗り組んでいた。船体は全長91.93メートル、船幅15メートル、総トン数2473トンで、船主は鍋島回漕店。