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ドライバー6割が4回以上転職、オーサム調査

2024年5月2日 (木)

調査・データ運送業専門の求人サイト「ドラピタ」を運営するオーサムエージェント(名古屋市東区)は2日、ドラピタ内で実施したドライバーの転職調査の結果をまとめた。調査は20代から70代までの120人のドライバーが回答し、中でも50代が39.8%、40代が25.2%と多かった。

転職回数で「5回以上」と回答したドライバーは43.1%、「4回」が17.1%で、6割以上が4回以上の転職経験があることがわかった。転職理由としては、「給与への不満」が最も多く42.9%、次いで「人間関係への不満」(34.5%)、「会社の制度や体制への不満」(31.1%)、「会社の将来性への不安」(26.1%)となった。

給与への不満を転職理由として上げた回答者からは、「残業代が出ないなどの賃金面に不満があった」、「配車に偏りがあり給与が不安定になった」、「給料が下がった時に理由を教えてくれなかった」などのエピソードが得られた。

そのほか、人間関係への不満については、「3人1組の運行で自分以外の2人が煙草を吸う人だった」、「パワハラや嫌がらせがあった」、「家族との予定を相談しづらい雰囲気があった」などが上がり、会社の制度・体制については、「休憩無しの長時間労働などコンプライアンスが守られていなかった」、「面接時に聞いていた話と実際の仕事内容が違っていた」などネガティブな実体験が並んだ。

また、年代別で転職先を決める際に重視するポイントが異なると分析。20代や30代は給与と労働時間のバランスを重視する傾向にあり、30代はさらに会社の規模や経営の安定にもこだわりが見られるという。40代や50代は昇給の有無、手当の充実度など給与面を重要視する傾向にあり、60代は身体への負担や休日数などのほか、正社員雇用へのこだわりが見られる回答もあったという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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