環境・CSR商船三井は13日、茨城県の鹿島灘海岸にある日川浜海水浴場で、2006年に発生した大型鉄鉱石運搬船「GIANT STEP」の座礁・沈没事故の犠牲者を追悼する慰霊式典と海岸清掃を実施したと発表した。事故から20年の節目となることしは、10月8日にグループの役員・従業員179人が参加した。
GIANT STEPは、商船三井が運航していた大型鉄鉱石運搬船で、2006年に鹿島灘で座礁・沈没した。事故では乗組員10人が死亡・行方不明となった。同社グループは、犠牲者への追悼と事故の記憶・教訓を次世代へ継承するため、毎年、慰霊式典と海岸清掃を実施している。

▲慰霊式典の様子(出所:商船三井)
今回の活動では、参加者が事故の事実と教訓を改めて振り返り、組織として記憶を継承するとともに、日々の業務に生かしていく決意を新たにした。
同社はことしから、事故が発生した10月を「商船三井グループ安全強化月間」と位置付けた。事故の教訓の再認識と風化防止を重点テーマとし、グループ全体で安全について考える取り組みを進める。
具体的には、役員・従業員を対象とする「2006年重大海難を考える会」の開催や、事故に関する映像資料の刷新、安全文化の醸成を目的としたEラーニングを実施する。
慰霊式典と海岸清掃は、「商船三井グループ 安全ビジョン」における「相互啓発を通じた安全意識改革」と、グループ全体で社会貢献活動に取り組む「BLUE ACTION for ALL Campaign」の一環として位置付けている。
商船三井グループは、事故の記憶と教訓を継承し、安全文化のさらなる醸成につなげる。
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