国際DPワールド(UAE)は13日、ドミニカ共和国で港湾、航空貨物、製造・物流機能を組み合わせたマルチモーダル物流基盤の拡張を進めると発表した。カウセド港とプンタカナ航空貨物ハブ、新たな製造・物流用地を連携させ、米州と世界市場を結ぶ貿易拠点としての機能強化を図る。
プンタカナ航空貨物ハブは2023年末に稼働を開始し、25年には輸出入・通過貨物を合わせて3万3000トン超を取り扱った。前年比では15%増加した。26年には欧州向け週2便の接続を追加し、南米、中米、カリブ海地域の貨物をマドリード、フランクフルト、ロンドンなどへ結ぶ。4000平方メートルの冷蔵保管能力を備え、生鮮品や医薬品、小口貨物、高付加価値品に対応する。
一方、カウセド港では隣接する自由貿易区の拡張を進める。DPワールドは25年にドミニカ共和国政府と覚書を締結しており、計画では年間コンテナ取扱能力を250万TEUから310万TEUへ引き上げるほか、製造、物流、高度サービス向けに225ヘクタールの開発用地を整備する。
同社は、港湾単体ではなく、航空貨物と製造・物流機能を一体で配置することで、域内企業に複数の輸送経路と生産・配送拠点の選択肢を提供する考えだ。
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