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中国倉庫市況が改善、荷動き・料金とも拡大圏

2026年10月15日 (木)

調査・データ中国物流購買連合会は14日、2026年9月の中国倉庫指数が49.7となり、前月から1.2ポイント上昇したと発表した。景況判断の分岐点となる50は下回ったものの、荷動きや施設稼働率、新規受注など主要な項目がそろって改善し、8月に落ち込んだ倉庫市場が持ち直す動きを示した。

業務量指数は52.8で前月比5.5ポイント上昇し、施設稼働率指数も6.8ポイント高い51.4となった。いずれも50を上回る拡大圏に戻った。高温や多雨による季節的な影響が薄れたほか、秋の生産・建設需要が本格化し、大型プロジェクトやインフラ関連を中心に倉庫需要が回復したとしている。品目別では、鋼材や化学品、鉱産物などで荷動きの改善が目立った。

新規受注指数は1.3ポイント上昇の50.9となり、倉庫業務の新たな需要も拡大圏に入った。料金指数は3.2ポイント上昇して50.5となり、8月までの価格下押し圧力から持ち直した。需要回復に伴い、倉庫市場の需給関係に改善の兆しが出た。

一方、期末在庫指数は49.0、平均在庫回転回数指数は49.5と、いずれも50を下回った。ただ、それぞれ前月から2.0ポイント、1.0ポイント上昇しており、在庫削減のペースは鈍化し、商品回転も改善方向にある。

先行きの業務活動予想指数は56.0で、前月比2.8ポイント上昇した。7-9月の倉庫指数は50.3、48.5、49.7と推移し、3か月平均は49.5。第3四半期は季節要因で振れたものの、9月は需要や料金、施設稼働率の改善が重なり、四半期末にかけて持ち直す形となった。中国物流購買連合会は、第4四半期について、生産・建設需要や消費シーズンの到来を背景に、倉庫需要が引き続き改善する可能性があるとみている。

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