調査・データ中国物流購買連合会は7日発表した2026年6月の中国倉庫指数は50.2となり、前月から0.6ポイント上昇した。全国で大型インフラ事業の着工が集中したことや、製造業の需給回復を背景に、倉庫業の景況感は再び拡張圏に戻った。
分項目では、新規受注指数が54で前月から2.3ポイント上昇し、倉庫需要の回復を示した。施設利用率指数も54となり、4ポイント上昇した。鋼材、建材、機械設備など大型工事に関連する大口商品で倉庫需要が持ち直したほか、端午節の消費需要やEC(電子商取引)販促の影響で、食品や家電の新規受注も拡張圏を維持した。
在庫面では、平均在庫回転回数指数が49.5で1.8ポイント上昇したものの、なお縮小圏にとどまった。期末在庫指数は47.3で3.6ポイント低下し、在庫水準の低下を示した。需要改善に伴い、倉庫からの出庫が進み、商品回転の効率はやや改善した。
料金面では、倉庫料金指数が51となり、前月から2.7ポイント上昇。1年ぶりに拡張圏へ戻り、料金水準の持ち直しを示す。主営業務コスト指数は52.5で0.5ポイント低下し、コスト上昇の勢いはやや鈍化した。業務利益指数は48.5と依然縮小圏だが、0.2ポイント上昇した。
第2四半期の倉庫指数は4月が51、5月が49.6、6月が50.2で、平均は50.3だった。中国側は、安定成長策や大型インフラ整備、家電などの買い替え促進策、高度製造業の堅調さを背景に、第3四半期も倉庫需要の回復が続くとの見方を示している。
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