産業・一般国際協力銀行(JBIC)は19日、航空機部品の金属加工を手がけるオオナガ(兵庫県稲美町)との間で、ベトナムでの航空機部品製造・販売事業を対象とする融資契約を16日に締結したと発表した。JBICの融資額は17万5000ドルで、みなと銀行との協調融資総額は25万ドルとなる。
融資対象は、オオナガが2022年にベトナムで設立したONAGA VIETNAM ONE MEMBER COMPANY(OVN)が実施する航空機部品の製造・販売事業。資金は、航空機部品の表面処理や非破壊検査など、特殊工程に必要な設備の導入に充てる。
オオナガは1978年創業で、航空機部品の金属加工を手がけ、日系企業を含む航空機部品メーカーなどに製品を供給している。JBICによると、ベトナムでは航空関連産業の集積が進む一方、航空機部品向けの高品質な特殊工程を実施できる企業は限られている。OVNが表面処理や非破壊検査などの特殊工程を提供することで、同国の航空機産業におけるサプライチェーンの高度化・強靱化への寄与が期待される。
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