ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国際協力銀、ユニカHDのベトナム工業団地運営に支援融資

2014年8月25日 (月)

拠点・施設国際協力銀行(JBIC)は25日、海外展開支援融資ファシリティの一環として、ユニカホールディングスのベトナム法人との間で、融資額140万米ドル(JBIC分)を限度とする貸付契約を締結したと発表した。融資は西武信用金庫との協調融資によるもので、協調融資総額は200万8000米ドル相当。

ユニカHDのベトナム法人がホーチミン市で、主に日系の中堅・中小企業者を対象とした工場団地の建設・運営事業に必要な資金を融資するもの。

ユニカHDは電動ドリル用先端刃先工具、建設用ファスニング工具の製造・販売を行うユニカを傘下に持つ中小企業で、ベトナムでは1996年から子会社を通じて工業団地の運営を行っている。

今後もベトナムに進出する中堅・中小企業の増加が見込まれる中、こうした中堅・中小企業のニーズに対応するため、子会社を通じてホーチミン市人民委員会の傘下企業と合弁で2013年9月にベトナム法人を設立。こうしたユニカHDの海外事業展開を支援することで、日本企業の国際競争力強化を支援する。