
▲バイオガスプラント高崎の施設外観(出所:ビオストック)
環境・CSRビオストック(北海道帯広市)は19日、群馬県高崎市で運営する「バイオガスプラント高崎」で、地域の食品関連事業者から発生する食品残さの受け入れを10月から開始したと発表した。4月から受け入れている市内の学校・保育施設の給食残さと合わせ、再生可能エネルギーや堆肥へ転換する。焼却処理や域外処理に伴う運搬時のCO2排出量の削減も図る。
同施設には、高崎市内約80カ所の学校・保育施設と食品関連事業者から食品残さを集約する。最大処理能力は1日4.9トンで、食品残さをメタン発酵により熱や電気へ転換する。発電した電気は平時に施設内で利用するほか、一部を蓄電して災害時にも活用する。副産物の堆肥は学校や保育施設の花壇などで使用し、消化液についても地域農業での活用を検討する。
高崎市は交通利便性を背景に食品製造業や食品流通業が集積しており、多くの食品残さが発生している。ビオストックは、給食残さに加えて事業者由来の食品残さも受け入れることで、地域で発生した未利用資源を再生可能エネルギーや堆肥として還元する「地域分散型資源循環モデル」の構築を進める。
同社は今後、高崎市などの地域パートナーと連携し、さまざまな未利用資源の利活用や、環境教育、消化液の農業利用などに取り組み、地域資源循環の高度化を進める。
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