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エヌビディア、倉庫ロボットの学習・検証を統合

2026年10月22日 (木)

ロジスティクスエヌビディア(米国)は21日、ロボット開発基盤「NVIDIA Isaac」を拡張し、ヒューマノイドのリファレンス機や新たな学習フレームワーク、シミュレーション用データ、安全技術などを追加すると発表した。倉庫や工場を含む産業分野で、汎用ロボットの学習から検証、実機展開までの開発工程を一体化する。

Agile Robotsは、NVIDIA Isaac GR00TとJetson Thorを基盤とするヒューマノイドのリファレンスプラットフォーム「Agile ONE SN」を発表した。身長1.4メートル、重量40キロで、31自由度を備える。片腕当たり3キロの可搬能力を持ち、5本指ハンドやカメラ、LiDARなどを搭載する。シミュレーション、学習、実機展開の環境を統合し、従来数週間かかっていたセットアップを数日まで短縮するとしている。提供開始は2027年初頭を予定する。

(出所:エヌビディア)

開発基盤では、ロボット学習用の「Isaac Lab 3.0」の一般提供を開始した。複数GPUを使った学習や物理シミュレーションに対応し、デスクトップからデータセンターまでロボット制御モデルの学習や改良を行える。あわせて、2000点を超えるロボットや工場向けシミュレーション素材を収録した「SimReady Central Library」や、人間の動作データを収めた「Human 1M Dataset」も提供する。

物流分野では、Agile Robots、Dexory、KIONなどが、倉庫ロボットの安全性向上に向けてエヌビディアの安全基盤「Halos」を各社のシステムへ統合している。Toyota Material Handling EuropeとSoftServeは、OmniverseとIsaac Simを活用した自律型マテリアルハンドリングシステムを開発し、導入期間を最大50%短縮したとしている。

また、Bear Roboticsは倉庫や返品処理向けのロボット開発にIsaac GR00Tを活用し、Idealworksも工場内のAMR向け機能開発にエヌビディアのモデルやJetsonを採用する。

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