商船三井ロジ、ミャンマー現地法人が営業開始

ロジスティクス商船三井ロジスティクスは26日、ミャンマー政府から現地法人の設立認可が得られたことを受け、5月2日から新会社の営業を開始すると発表した。

ミャンマー法人の設立により、同社の拠点は世界25か国26法人112拠点となった。

同国の物流最大手企業傘下のエバーフローリバーフォワーディング&ゼネラルサービシズと合弁でMOLロジスティクスを冠した新会社を設立することにより、営業基盤を強化して物流サービスの品質向上につなげる。

商船三井ロジスティクスでは、民主化と経済改革が進む同国で物流需要の増大が見込まれることから、エバーフローリバーフォワーディング&ゼネラルサービシズと提携し、14年7月には長期出張員を派遣して市場調査を進めるとともに、共同事業に関する交渉を重ねていた。

新会社は航空・海上輸送、隣国とのクロスボーダー輸送、国内輸送、通関、引越、設備輸送など幅広い物流サービスを展開し、南アジア各国の現地法人と連携していく。