商船三井、7/1から全船で安全キャンペーン

環境・CSR商船三井は6月29日、全運航船・保有船を対象に、7月1日から来年3月31日まで「安全キャンペーン」を開始すると発表した。

「-STOP and THINK MORE- Leads to Safer Behavior」をテーマに、類似した事故や船上労災が繰り返し発生している現状を共有し、原因・再発防止策について乗組員と考えるとともに、船上での事故を撲滅するために乗組員一人ひとりが不安や疑問を抱いたときに一旦立ち止まり、正しい行動を取るために考える「STOP and THINK MORE」というテーマを浸透、習慣付けることを目指す。

具体的には、全役職員が積極的に訪船し、現場の安全を司る乗組員と事故防止に関してディスカッションすることで、船陸双方の安全意識の向上を図る。

安全キャンペーンから得られた情報・提案などは、同社グループ役職員・全運航船・保有船の乗組員の間で共有し、安全運航体制の強化に活用する。