CRE、埼玉に新物流施設｢ロジスクエア上尾｣竣工

▲「ロジスクエア上尾」外観

拠点・施設シーアールイー（CRE）は26日、埼玉県上尾市で新たな賃貸物流施設「ロジスクエア上尾」が竣工したと発表した。

ロジスクエア上尾は圏央道桶川北本インターチェンジ（IC）から6.9キロ、首都高速埼玉大宮線与野ICから8.4キロに位置し、国道17号線新大宮上尾道路と県道51号線に接するなど、都心配送や広域配送の両面に活用しやすい立地が特徴。

建物は1万2700平方メートルの敷地に地上3階建て、延べ面積1万9520平方メートルの規模で、1フロアの広さは6500平方メートル（1970坪）の3階建て。1階北側に16台分のトラック接車バースを設け、複数の企業による分割使用にも対応できる仕様となっている。

場内出入口は国道17号線新大宮上尾道路側と県道51号線側に2か所のゲートを設け、県道51号線からの導入路とする敷地には普通乗用車用駐車場、トラック待機場所などとして利用できるスペースを2200平方メートル確保した。大型トラックが通行するエリアの舗装には「わだち掘れ」の発生を抑える「半たわみ性舗装」を採用し、黒色顔料を添加することで誘導ラインなどの視認性を高めた。

庫内は平均照度300ルクス以上、床荷重1.5トン（1平方メートルあたり）、有効高さ6メートル以上を確保し、それぞれの階で2.5トンフォークリフトが走行できる仕様となっている。外壁は金属断熱サンドイッチパネル、倉庫内の防火区画壁には耐火断熱パネルを採用し、ブレース（筋交い）や間柱をなくすことで保管効率を高める設計。

昇降設備は、荷物用エレベーター（積載荷重4.1トン、分速45メートル）を2基、垂直搬送機2基を実装している。