セイノー子会社、売掛保証と取引信用保険を同時提供

産業・一般セイノーホールディングス（HD）は28日、同社傘下のセイノーフィナンシャル（岐阜県大垣市）が、あいおいニッセイ同和損害保険（東京都渋谷区）と損害保険代理店委託契約を10月に締結し、11月より取引信用保険の販売を開始したと発表した。

同保険では、取引先の倒産などにより被保険者が売上代金を回収できない場合に、被保険者が被る債権の未回収損害に対して、債務者支払限度額の範囲内で保険金を支払う。原則、すべての取引先が保険対象だが、一定の規則性を維持できる範囲で一部の取引先を対象にすることも可能。債務者ごとに審査を行ったうえで債務者ごとに支払限度額を設定する。

▲サービス概要のイメージ（出所：セイノーHD、クリックで拡大）

昨今では物価高や人手不足などよる取引先の倒産など、売掛債権が回収できない場合のリスクヘッジへのニーズが高まりつつあり、従来以上にまとまった売掛債権の包括的な保証ニーズに対応する為、新規サービスを開始した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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