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調査・データ財務省が22日に発表した9月分貿易統計（速報）によると、輸出は前年同月比4.2％増の9兆4137億円と5か月ぶりに増加した。半導体等電子部品（同12.6％増）や鉱物性燃料（46.9％増）などが伸び、全体を押し上げた。一方、輸入は3.3％増の9兆6483億円で、電算機類（28.0％増）、通信機（14.7％増）、航空機類（3.1倍）が増加した。差引は2346億円の赤字で、3か月連続の赤字となった。
地域別では、米国向け輸出が自動車（24.2％減）の減少などにより13.3％減と弱含み。アジア向けは半導体等電子部品（14.0％増）などが好調で9.2％増となり、黒字幅が拡大した。対中国では、電算機類（周辺機器含む）の輸入（47.8％増）などが増え、入超が拡大。為替は1ドル＝147.61円と前年同月比2.3％の円安で、輸出額の押し上げ要因となった。
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