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日通商事、北海道3か所に太陽光発電所を建設

2017年5月26日 (金)

荷主日通商事は25日、札幌支店が4月に当別町に2か所、苫小牧勇払町に1か所の3か所に、計1575キロワットの太陽光発電設備を建設したと発表した。

そのなかで最大規模となる「日通商事当別第1太陽光発電所1050キロワット」のメガソーラーは、札幌市から20キロ離れた当別町にあり、2013年に当別町は「環境に配慮したまちづくり」を目指したことから、同社から再生エネルギーの地産地消に貢献できる手法として「町有地」にメガソーラーを建設することを提案し、実現したもの。

北海道内でメガソーラーを建設するには、電力会社の送電線の設備増強が必要で、その工事に3年ほどかかったが、16年に本稼働が可能な設備が整い、半年の工事を経て、17年4月に完成した。設備では再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度を利用し、全量を売電する。

また、当別町は積雪量が多いため、架台の高さを一番低い部分でも2メートルほどかさ上げし、積雪時に埋まらないよう、また雪の荷重にも耐える設計となっている。

■設備概要(石狩郡当別町内2か所、苫小牧勇払町内1か所の計3か所)
発電出力:1575キロワット
年間発電量(計画数値):1年あたり172万3074キロワット(一般世帯で500世帯分に相当)
設置面積(土地面積):4.4ヘクタール(4万3905平方メートル)