ロジスティクス相鉄バスと海老名市、NTTドコモビジネスは14日、自動運転技術の社会実装に向けた連携協定を締結したと発表した。運転士不足への対応を念頭に、海老名市内で自動運転バスの実証を段階的に進め、将来的なレベル4での運行を見据えた運行基盤や遠隔監視体制の整備を進める。
実証には、トヨタ自動車の「e-Palette」をベースに改造したEV車両を使用する。全長4950ミリ、全幅2290ミリ、全高2929ミリで、着席定員は7人。海老名駅を起点に、海老名総合病院前や海老名市役所などを経由する中新田循環線で公道走行を行う。

▲郊外で走らせる次世代モビリティ「e-Palette」をベースに改造した車両(出所:相鉄グループ)
試験はまず、走行ルートや周辺環境に合わせて車両の挙動を調整する「調律走行」を10月13日から27日までと、11月5日から2027年1月22日まで実施する。その後、一般客を乗せる走行を27年1月25日から2月18日まで行う予定。
3者は、レベル4の社会実装に向けた検証に加え、通信ネットワークを使った遠隔監視基盤の整備や通信の安定化にも取り組む。車両の走行状態や位置情報、車内外映像などを遠隔で監視し、運行管理の高度化を図る。
海老名市は地域交通政策や住民への理解促進を担い、相鉄バスは運行計画や安全運行、現場運用を検討する。NTTドコモビジネスは通信ネットワークや遠隔監視、データ連携基盤などの技術面を支援する。国の補助・実証事業とも連携しながら、持続可能な地域交通モデルの構築を目指す。
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