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カナデン、米RSYNQと物流ロボ連携を実証

2026年10月19日 (月)

産業・一般カナデンは19日、米国のフィジカルAIインフラストラクチャー企業RSYNQに200万ドルを戦略的に出資したと発表した。両社はRSYNQが開発する「Semantic Intent Protocol」(SIP)の日本展開を加速し、物流や製造を含むロボティクス、産業オートメーション分野で実証や商用導入を共同で進める。

SIPは、メーカーが異なるAIシステムやロボット、センサー、機械、自律型デバイスなどを共通の仕組みで連携させるミドルウエア基盤。AIや業務システムから与えられた目的を、それぞれの機器が実行できる動作へ変換し、複数の設備をリアルタイムで協調させる。RSYNQは今回の出資を受け、研究開発やエンジニアリング、事業開発体制の拡充、日本での事業基盤構築を進める。

物流などの現場では、複数メーカーのロボットやセンサー、設備を組み合わせる場合、個別開発や複雑なシステム連携が必要となり、導入コストや開発期間、拡張性が課題となる。SIPは機器固有のインターフェースを抽象化し、共通のセマンティック・レイヤーを介して異なるシステムを連携させる構想で、物流を想定活用領域の一つとしている。

両社は2026年第4四半期から日本での共同事業活動を本格化する。カナデンが持つFAシステムなどの事業基盤とRSYNQの技術を組み合わせ、日本企業への技術提案、概念実証(PoC)、システム連携、商用導入を進める方針だ。物流を含むマルチベンダー環境でのフィジカルAI活用につなげる。

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