ロジスティクス日本郵便は16日、国際宅配便サービス「UGX」(ゆうグローバルエクスプレス)のうち、「UGXプライム」と「UGX越境EC配送サービス」の取扱国・地域を30日から拡大すると発表した。欧州やアジアを中心に配送先を広げ、法人間輸送や越境EC(電子商取引)向けの国際配送需要に対応する。
UGXプライムは、急ぎの小口貨物向けのサービスで、北米では米国、カナダ、アジアでは台湾、香港、韓国、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシア、インドなどを対象とする。欧州では英国、ドイツ、フランスなどに加え、アイルランド、エストニア、クロアチア、スウェーデン、スロベニア、チェコ、ノルウェー、ハンガリー、ブルガリア、ポルトガル、ラトビア、リトアニア、ルーマニアなどへ対象を広げる。
越境EC配送サービスも取扱国・地域を拡大する。米国、カナダのほか、欧州ではイタリア、スペイン、英国、オランダ、ドイツ、フランス、ベルギー、アジアでは香港、シンガポール、タイ、フィリピン、マレーシアを対象とする。同サービスは個人宅向けのBtoC配送に限定し、置き配を基本とする。
あわせて、UGXの送り状について、従来のA4用紙に加えて6インチ×4インチのサーマルラベル形式での発行に対応する。2枚構成のラベルを利用することで、倉庫での印刷や封入作業の負担軽減につなげるほか、送り状用の専用パウチも不要になる。利用者側でラベルプリンターと感熱ラベルを用意する必要がある。
UGXは海外の物流事業者と連携して提供する国際宅配便サービスで、全国の郵便局への持ち込みや集荷に対応する。燃料割増金は設定せず、利用個数などに応じて割引運賃を個別に提示する。日本郵便は配送先の拡大と発送業務の効率化を通じ、越境ECや海外向け小口貨物の利用拡大を狙う。
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