国際京東集団傘下で産業向けサプライチェーン事業を手がける京東工業(中国)は19日、メーカーや顧客、サービス事業者をつなぐ「JDi Global Supply Chain Connectivity Alliance」を設立したと発表した。14日に上海で開かれた中国国際工業博覧会で発足したもので、デジタル技術と国際的な物流・配送網を活用し、複数市場にまたがる調達や供給の効率化を図る。
同社はタイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、ハンガリー、ブラジル、サウジアラビア、UAEに事業基盤を持ち、自動車、電子、新エネルギーなどの分野で100社程度にサービスを提供している。中国企業の海外展開に加え、現地企業や多国籍企業の調達・供給も支援する。
タイでは、現地調達、越境調達、現地在庫を組み合わせて供給する。タイ国内に在庫する商品は2-3日で納品できる一方、越境調達では通常25-35日かかるとしており、納期や在庫水準、調達コストに応じて使い分ける。

(出所:京東工業)
また、通関や倉庫業務向けのAIエージェント開発も進める。各国で異なる手続きに伴う定型業務の削減を狙うほか、大企業だけでなく中小企業向けにもサービス対象を広げる。今後は現地倉庫や配送網、運営人員への投資を進め、産業材の国際調達と供給体制を強化する。
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