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初の海外現地資本向け事例

栗田工業、韓国SKハイニックス向け超純水供給を受注

2014年12月9日 (火)

国際栗田工業(東京都中野区)は9日、韓国の水処理装置子会社「ハンス・テクニカサービス」とともに、韓国の大手半導体メーカー「SKハイニックス」から超純水供給事業を受注した、と発表した。

SKハイニックスが新設する半導体工場の敷地内に超純水製造設備を建設し、操業が始まる2015年6月から製品部材の洗浄などに使う超純水を供給する。

超純水供給事業は、顧客の工場内に同社グループが水処理設備を建設・保有し、運転管理からメンテナンスまで一貫して請け負うことで、供給する超純水に対して料金を収受するビジネスで、顧客企業はこのサービスを利用することで、超純水の安定供給のほか、投資資金・人材育成・運転管理などの負担を軽減できる。

これまでは国内の大手液晶・半導体メーカーを中心に提供実績を重ねてきたが、海外事業展開に伴うリスクを考慮した上で、初めて海外の現地資本企業を対象に展開する。