キクカワエンター、伊勢市の工場増設し生産拡大

拠点・施設キクカワエンタープライズは28日、三重県伊勢市で既存工場の隣接地5882平方メートルを8073万円で取得する。

同社は伊勢市所有の産業団地「サン・ポート・スクエア伊勢」で2012年5月に工場を開設し、それまでの生産拠点から移転したが、さらに木工機械と工作機械の生産の拡大を目指すとともに、自然災害による被災リスクを減らすため、工場を増設することにした。

9月17日に市と売買契約を結び、今秋中に着工、2018年秋の完成と稼働開始を目指す。増設部分の建物面積は800平方メートルで、土地取得費用と併せた投資額は1億4573万円を見込む。

■増設の概要
名称：キクカワエンタープライズ伊勢新工場
所在地：三重県伊勢市朝熊町3477番40（産業用地「サン・サポート・スクエア伊勢」内）
敷地面積：5882.59平方メートル
建物面積：800平方メートル（工場増設予定）
総投資額：1億4573万2000円（うち土地取得価額8073万2000円）
資金計画：自己資金を充当
生産品目：木工機械、工作機械
建物着工：2017年秋
建物完成：2018年秋
生産開始：2018年秋