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ドイツ日通、セルビアに日系フォワーダー初の拠点

2021年10月27日 (水)

国際日本通運は27日、ドイツ日本通運がセルビアにベオグラード支店を開設し、10月11日に営業を開始したと発表した。

欧州の中央に位置するセルビアは、その生産拠点としての優位性から自動車や電気機器、電子部品などの製造業が発展しているほか、EV(電気自動車)関連産業の進出が目立つ。経済成長率は2%から4%で推移しており、今後も高い経済成長が見込まれる。

ドイツ日通は、航空・海運・鉄道によるフォワーディングや倉庫・配送、引越などの業務を担う拠点となる。セルビアに日系フォワーダーとして初めて自社拠点を開設することで、セルビアやバルカン諸国を含めた中欧・東欧諸国におけるモビリティ関連産業をはじめ、ビジネス展開をしている企業に対して営業強化を図る。

日本通運はベオグラード支店の開設を契機に、中東欧地域での物流サービスの拡充を図流とともに、今後も世界各地において多様化する物流ニーズに対応していく。

■ドイツ日本通運ベオグラード支店の概要
名称:NIPPON EXPRESS (DEUTSCHLAND) GMBH BELGRADE BRANCH)
所在地:SREMSKA 4. 2100 NOVI SAD, SERBIA