拠点・施設欧州の物流・産業不動産大手CTP(オランダ)は26日、セルビア・ベオグラード近郊で新たな物流・産業団地「CTPark Belgrade Borca」の建設に着手したと発表した。敷地面積は40ヘクタールで、最終的な開発可能面積は22万2700平方メートル。完成すればセルビア最大の物流・産業団地となる見通しだ。
団地はベオグラード中心部から10キロのボルチャ地区に位置し、15棟で構成する計画。区画は300平方メートルから5万平方メートル超まで幅広く設定し、スタートアップや中小企業から大手企業まで対応する。CTPは小規模事業者向けの「CTBox」、成長企業向けの「CTFlex」、大規模需要向けの「CTSpace」など複数の施設形式を導入する。
着工に先立ち、ヴァーベレズ・グループ(ハンガリー)傘下の物流会社MDインターナショナル(MDI、セルビア)が1万平方メートルを事前賃借した。MDIは2027年第1四半期から専用施設を使用し、セルビア国内外向けの配送や3PL業務の拠点として活用する。将来的には賃借面積を2万平方メートルまで拡張する余地を持たせる。
CTPはセルビアを、欧州市場への接続性を持つ製造・物流拠点と位置付けており、同国内では「CTPark Belgrade City」「CTPark Belgrade West」「CTPark Novi Sad」などを展開している。新団地では、首都圏需要に加え、セルビア国内の広域配送や周辺欧州市場向けの物流需要にも対応する。
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