DSV、シェンカー買収後の新経営陣発表

M&Aデンマーク物流大手のDSVは16日、シェンカー買収に関するすべての規制当局の承認を取得したことを受け、統合後の新経営陣の人事を発表した。買収完了は30日を予定している。

新体制では、グループ経営委員会に複数の新メンバーが加わる。シェンカーのヨーロッパ地域CEOを務めるヘルムート・シュバイクホファー氏がDSV道路部門の新CEOに就任するまた、現在シェンカーのアジア太平洋地域CEOを務めるヴィシャル・シャルマ氏が新たなグループCCO（最高商務責任者）に就任。現CCOのモーテン・ランドリー氏は2026年第1四半期から航空・海上部門のCCOとして留任する。さらに、シェンカー欧州地域CPO（最高人事責任者）のサスキア・ブロッホバーガー氏が、グループCPOとしてDSVグループ経営委員会に加わる。現グループ人事責任者のヘレ・バッハ氏はDSVを退任する。

すでに発表されているように、シェンカーのCEOであるヨッヘン・テーヴェス氏は、買収完了後の臨時株主総会において取締役に選任される予定。

今回の買収により、DSVは規模を倍増し、2024年通期の財務状況に基づくと、統合後の会社のプロフォーマ売上高は3100億デンマーククローネ（7兆円）、従業員数は16万人となる見込み。

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LOGISTICS TODAY編集部
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