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拠点・施設霞ヶ関キャピタルは11日、子会社のX NETWORK（クロスネットワーク、東京都千代田区）が、冷凍保管サービス「COLD X NETWORK」の第2号拠点を10月に仙台市で稼働させると発表した。入居先は、霞ヶ関キャピタルが企画立案した環境配慮型物流施設「LOGI FLAG DRY＆COLD 仙台泉I」で、保管パレット数は3732枚。冷凍品に加え青果物や加工食品などの冷蔵品も扱い、EC（電子商取引）出荷や流通加工サービスにも順次対応する。
▲仙台の新拠点（出所：霞ヶ関キャピタル）
COLD X NETWORKは、1日1パレットから利用できる国内初のウェブ完結型冷凍保管サービスで、在庫管理から入出庫予約までをオンラインで処理できる。敷金・礼金など初期費用が不要で、小口から大口まで柔軟に対応できる点が特徴だ。2024年11月に埼玉県三芳町で開設した第1号拠点は、稼働から8か月で利用登録が300件を超えるなど利用が拡大している。
仙台は東北道や仙台港、仙台空港に近接し、広域物流の要衝として位置付けられる。今回の拠点開設により、冷凍食品や季節商品の需要増に加え、地域特有のギフト需要やのし付けといった流通加工ニーズにも対応し、東北エリアの荷主や物流会社に新たな選択肢を提供する。
また、17-19日にかけてCOLD X NETWORKのサービス説明会と施設見学会を開催し、荷主企業や物流事業者向けに具体的な活用方法を紹介する。
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