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SREHDと霞ヶ関CP、冷凍倉庫保管サービスで合弁

2023年11月21日 (火)

ロジスティクスソニーグループの不動産会社SREホールディングス(SREHD)は21日、冷凍冷蔵倉庫開発に強みを持つ霞ヶ関キャピタルと、冷凍自動倉庫などの保管スペースの確認・予約や入出庫・在庫管理を効率化するシステムを活用した冷凍保管サービスや、そのシステム開発についての基本合意書を締結し、合弁会社「X NETWORK」(クロスネットワーク、東京都千代田区)を設立したと発表した。保有株式は霞ヶ関キャピタルが95%、SREHDが5%。

両社は合弁会社の設立を通じ、霞ヶ関キャピタルが開発する冷凍自動倉庫に、SREHDの需要予測モジュールなどのテクノロジーを組み合わせることで、先進的な冷凍保管サービスを実現する。倉庫を借りる際にかかる敷金や仲介手数料などのコストをかけずに、繁忙期に既存倉庫に収まりきらない冷凍品の保管や、倉庫移転の間の一時的な保管場所としてパレット単位で利用できる、オンデマンド型のプラットフォームの開発を目指す。

▲冷凍保管サービスのイメージ(クリックで拡大、出所:SREホールディングス)

システム開発を行うにあたり、高まる冷凍冷蔵倉庫の需要に霞ヶ関キャピタルが対応するなかで、季節性による小口かつ短期の倉庫利用ニーズの強さに機会を見出し、小口の冷凍荷物を必要な期間だけ預けられる倉庫ソリューションの開発を模索。SREHDが持つAI(人工知能)・IT技術を活用した冷凍保管サービスの実現を共同で目指す基本合意書の締結に至った。

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LOGISTICS TODAY編集部
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