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サービス・商品日本ドローンビジネスサポート協会（岡山市北区）は25日、ドローンの自動飛行における通信品質を事前に検証する「上空電波測定サービス」の提供を開始した。上空のLTE電波強度を測定し、最適な自動飛行ルート設計を支援するもので、レベル3/3.5飛行の安全性と信頼性向上を図る。
▲地図上に電波強度を色分け表示し、平面的な電波環境を一目で把握できる2Dマップ（クリックで拡大、出所：日本ドローンビジネスサポート協会）
サービスは実際にドローンを飛行させ、上空でのLTE電波強度を計測。NTTドコモ、KDDI（au）、ソフトバンクの各キャリアに対応し、RSSIやRSRP、RSRQ、SINRなどの項目を取得する。結果は2Dマップ、3Dマップ、統合マップで可視化され、詳細な分析レポートとして提供される。料金は測定範囲や項目によって見積もり制で、全国を対象に展開する。
今回のサービスは、電波環境を事前に把握することで通信途絶リスクを軽減し、効率的なルート設計と飛行コスト削減に寄与する。物流や災害対応など多分野での活用を見込み、今後は5G対応やAI（人工知能）による自動最適化機能の追加も予定している。
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