サービス・商品日本ドローンビジネスサポート協会(岡山市東区)は1日、キンシュウ(山口県岩国市)と共同で開発した、ドローンの自動飛行における通信品質を事前に検証する「上空電波測定サービス」を開始したと発表した。
近年、ドローンの目視外飛行(レベル3/3.5)の活用が進むなか、上空でのLTE通信の安定性が課題となっている。地上向けに設計されたLTE基地局の電波は予測困難な挙動を示すことがあり、安全な飛行ルートの設計を困難にしている。こういった背景から、同協会はこれまでに培った運用ノウハウを生かし、事前に上空電波環境を可視化できる新サービスを開発した。

▲2Dマップ(出所:日本ドローンビジネスサポート協会)
同サービスでは、実際にドローンを飛行させて上空のLTE電波強度を測定し、2Dマップ、3Dマップ、統合マップの3種類で結果を可視化。NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3キャリアに対応し、詳細な分析レポートも提供する。
今後は、物流やインフラ点検、災害対応など多分野での活用支援に加え、5G通信対応やAI(人工知能)による飛行ルート自動最適化機能の導入も予定している。

▲3Dマップ
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