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日清製粉ウェルナ、北米プレミックス生産を増強

2026年10月13日 (火)

フード日清製粉ウェルナ(東京都千代田区)は9日、北米市場でのプレミックス事業拡大に向け、米国子会社メダリオン・フーズの工場に新たな製造ラインを導入すると発表した。投資額は500万ドル(8億円)で、2027年10月ごろの稼働を予定する。現地生産能力を拡充することで、北米向け製品の供給体制を強化し、リードタイム短縮と安定供給につなげる。

新ラインを設置するのは、米国ワシントン州タコマにあるメダリオン・フーズの既存工場。同社は主に業務用パスタを製造しており、今回の設備投資によってプレミックスの生産機能を拡充する。天ぷら粉に加え、エビフライやから揚げなどの衣に使うバッターミックス、ブレダーミックス、麺用ミックスなど、幅広い製品の製造に対応する計画だ。

▲メダリオン・フーズ工場外観(出所:日清製粉ウェルナ)

新ラインの導入後は、既存の天ぷら粉事業を拡大するとともに、から揚げ粉やフライ用ミックスなどの製品群を強化する。日本食レストランに加え、北米の水産加工メーカー、畜産加工メーカー、食品製造業、外食チェーンなど幅広い顧客層への提案を進める。

また、日本や中国、タイ、ベトナムで培ったプレミックスの配合設計技術や原料に関する知見を活用し、顧客の商品開発や品質向上、生産効率化にも対応する。現地生産体制の確立によってリードタイムを短縮し、安定供給体制を強化するとともに、北米市場の変化に迅速に対応できる事業基盤の構築を目指す。

同社は今回の投資を北米事業拡大の足掛かりと位置付け、今後の需要拡大に応じて、さらなる生産能力の増強や新工場建設も視野に入れる。

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