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日本製粉、神戸甲南工場の製造・物流機能を強化

2010年6月14日 (月)

拠点・施設日本製粉は、関西地区の主力生産拠点「神戸甲南工場」(神戸市東灘区)の製粉ライン増強、原料穀物サイロ・プレミックス包装ライン新設工事に着手したと発表した。

 

4月にスタ-トした中期経営計画「SG130」で掲げた、総額約200億円のロ-コストオペレ-ションによる体質改善設備投資の中核案件として実施するもの。

 

神戸甲南工場は、関西地区への配送に便利な神戸東部第四工区内に立地しており、今回の工事では敷地内に最新鋭の大型製粉ライン(Cミル)を増設するとともに、原料穀物サイロ・小麦粉サイロ・立体自動倉庫、プレミックス包装ラインなどを建設する。

 

この工事が完成すると神戸甲南工場の生産能力は、日産950トン(原料ベ-ス)と約80%アップする。同社の生産体制の集約は、既に06年4月の千葉工場Dミルの増強で、東日本では完了している。

 

■設備投資計画の概要
着工時期:2010年6月
完成時期:2012年6-9月
建設内容:製粉ライン、原料サイロ、小麦粉サイロ、製品立体自動倉庫、プレミックス包装ライン
原料サイロ:2万3000トン
生産能力:日産950トン(原料ベ-ス、増設後)
設備投資額:総額123億円

 

■「SG130」体質改善設備投資の概要(総額約200億円)
・神戸甲南工場の製粉工場1ライン増設、原料サイロ新設ほか
・ニップン冷食竜ヶ崎工場の増強ほか
・エヌピ-エフジャパン千葉工場のペットフ-ド製造設備の増強・改善
・松屋製粉本社工場の上三川工場への移転
・瑞穂食品の米粉生産設備の上三川地区への集約
・ニップン(タイランド)社のプレミックス製造ライン増設