
▲大型物流施設「Ranjangaon」の完成イメージ(出所:三菱地所)
拠点・施設三菱地所は13日、インド西部の主要産業都市プネで、大型物流施設「Ranjangaon」(ランジャンガオン)と「Sanaswadi」(サナスワディ)の開発事業に参画したと発表した。現地で物流施設事業を展開するロジキャップ・マネジメント(シンガポール)と共同で取り組むもので、同社にとってプネでの物流施設開発は初めてとなる。

▲「Sanaswadi」の完成イメージ(出所:三菱地所)
両施設は、プネ中心部から北東40キロに位置する製造業・物流集積地に建設する。敷地面積は合計19万平方メートル、貸床面積は計9万5000平方メートル。いずれも地上1階建てで、一部にメゾネット階を設けたボックス型物流施設とし、それぞれ5棟で構成する。
ランジャンガオンは敷地面積12万平方メートル、貸床面積5万9000平方メートルで、2027年3月の完成を予定する。サナスワディは敷地面積7万平方メートル、貸床面積3万6000平方メートルで、ことし12月の完成を見込む。
周辺には自動車、機械、電気機器関連企業などの製造業が集積する。国道753F線やムンバイ・プネ高速道路などを通じ、プネ中心部やチャカン工業団地、アウランガバード方面にアクセスできるほか、ムンバイやジャワハルラル・ネルー港への輸送にも対応できる立地となっている。
三菱地所は、インドで製造業の拡大やサプライチェーンの高度化に伴ってグレードA物流施設への需要が拡大する一方、プネ都市圏では供給が依然として限定的とみている。両施設の整備を通じ、輸送効率の向上やサプライチェーンの安定化、地域経済の活性化などにつなげる。
環境面では、太陽光発電設備や雨水利用システムの導入を計画しており、両施設ともインドグリーンビルディング協会の環境認証でゴールド評価を取得する予定。
三菱地所とロジキャップによる共同物流施設開発は、24年のキユリ、ファルクナガール、25年のイーチュール、マペドゥに続く5、6物件目となる。三菱地所はインドを重点投資エリアの一つと位置付けており、今後も現地パートナーと連携しながら事業基盤の拡充を進める。
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