国際自動運転トラック向けAIソフトウエアを開発するプラスAI(米国)は13日、特別買収目的会社(SPAC)のテキサス・ベンチャーズ・アクイジションIIIとの企業結合に向け、米証券取引委員会(SEC)へForm S-4の登録届出書を提出したと発表した。取引完了後はナスダック上場を予定し、2027年に目指す量産型自動運転トラックの商用化に向けた資金を確保する。
両社は9月3日に企業結合契約を締結した。プラスAIの企業価値は取引前ベースで8億ドルと評価され、取引に伴い最大3億ドルの資金を得る見込み。このうち6000万ドル超は確約済みの資金で、テキサス・ベンチャーズIIIの信託口座には2億3600万ドルがある。取引成立後のティッカーシンボルは「PXAI」とする予定。
プラスAIは、完成車メーカーが生産段階で組み込む自動運転トラック向け仮想ドライバーソフト「SuperDrive」を開発している。トレイトングループ、ヒョンデ、イヴェコなどと協業し、27年の商用投入を目標とする。米テキサス州ではライダー、インターナショナルと自動運転貨物輸送ルートを運行している。
同社はこのほか、フィジカルAI技術を外部提供する「HyperFoundry」も展開し、26年の年初来売上高は2500万ドルとしている。今回の上場計画では、調達資金を自動運転トラックの量産・商用化に向けた開発や事業拡大に振り向ける方針だ。
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