ロジスティクスNoahlogy(ノアロジー、東京都港区)は19日、国土交通省から「AIを活用した船舶検査における専門的判断の高度支援に係る調査」を受託したと発表した。図面審査などの実態を調べ、AI(人工知能)による支援が見込める範囲や導入効果を明らかにする。検査品質を保ちながら業務を効率化する方策の検討に向け、AIによる支援が見込める業務の範囲や期待される効果を明らかにする。
事業期間は2027年3月までを予定する。国土交通省海事局検査測度課が発注し、図面審査の内容を調査するほか、審査支援AIに必要な要求定義、AIエージェントの開発・運用に必要な予算規模と期待される効果を特定する。船舶検査では、図面や計算書などの書類審査に加え、現場で構造や設備が規則に適合しているかを確認する専門的な判断が求められる。
Noahlogyは、造船所の設計レビューなどで培った技術と知見を生かし、AIによる支援が見込める業務の範囲や期待される効果を調査する。同社は図面や仕様書を読み取り、船主の要望や国際海事機関(IMO)の規則への適合確認を自動化する技術や、修繕・保守データを蓄積・解析して予防や新造船設計へ還元する基盤などを手掛ける。今後も造船、海運、舶用工業など官民の現場と連携し、海事産業でのAI活用を進める。
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