認証・表彰東亞合成(東京都港区)は19日、川崎工場で製造する「ATBS」について、持続可能性と炭素に関する国際認証「ISCC PLUS」を取得したと発表した。リサイクル由来やバイオマス由来の原料を使用した認証製品を供給できる体制を整え、欧州を中心とした需要に迅速に対応する。
ATBSは、水処理剤や化粧品原料、石油掘削用薬剤などの原料として使用されている。ISCC PLUSは、リサイクル由来やバイオマス由来などの持続可能な原料が、製品製造を含むサプライチェーン上で適切に管理されていることを担保する国際認証制度。認証取得により、こうした原料をマスバランス方式で割り当てた製品の販売が可能となる。
同社は2025年6月、大分工場で製造するアクリル酸についてもISCC PLUS認証を取得しており、川崎工場のATBSがこれに続く。欧州を中心に持続可能な原料を使用した化学製品への関心が高まるなか、顧客の製品開発や原料調達を支援する。
今後はアクリル酸やATBSを原料とする各種川下製品についても認証対象を広げ、環境対応ニーズに応える製品ラインアップの充実を進める。
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