荷主東亞合成は15日、工業用接着剤製品の価格を引き上げると発表した。4月13日出荷分から全製品で10%以上の値上げを実施する。設備維持費や人件費の上昇により収益が圧迫されており、自助努力のみでは吸収が困難と判断した。
同社はこれに先立ち、4月13日付でアクリルモノマー製品の価格改定も公表している。アクリル酸を1キロあたり40円以上、アクリル酸エステルを同70円以上、特殊エステルを100円以上引き上げ、5月1日出荷分から適用する。なお、改定幅にはナフサ価格の上昇分は含まれていない。
一連の対応は、中東情勢の緊迫化に伴う原燃料・エネルギー価格の上昇に加え、物流コストの増大と調達環境の悪化によるもの。原料制約により減産を余儀なくされ、稼働率低下による固定費負担の増加が収益を圧迫している。さらに修繕費や人件費の上昇も重なり、採算改善には価格転嫁が不可避と判断した。
接着剤とアクリルモノマーは用途が重なる中間材で、今回の連続的な価格改定は、石化製品全体でのコスト上昇圧力の強さを示す。包装材や建材、自動車部品など幅広い分野に影響が及ぶ可能性がある。
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